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クローズアップ現代

クローズアップ現代_e0005028_201482.jpgクローズアップ現代_e0005028_20144122.jpg画家の中島潔さんが、清水寺成就院に48枚の襖絵を奉納したということで、国谷裕子さんが中島潔さんにインタビューしていた。中でも「大漁」への思い入れは、特別なもののようだった

 ー「大漁」にはイワシの大群が描かれ、中島さんは「弱い命ほど一番輝く。それを表現した」と説明。「(ふすま絵には)生きる姿を描いており、悲しいこと苦しいことがあっても、絵を見て一瞬それを忘れてもらえれば」と話した。ー

金子みすゞの詩「大漁」を題材にしたという襖絵は、力強く、スピード感があり、生命の躍動と輝きまで表現されていた。

母親を18歳で亡くした後、すぐに後妻をもらった父親に反発し、家を出て、「生活のために絵を描き続けてきた」という中島潔さん。すべてを注ぎ込んだという襖絵には、中島潔さんの魂が入っているように思えた。
出来ることなら、一度見てみたい。
by msreiko | 2010-05-31 20:14 | アート | Comments(0)